ヘルタースケルター

ヘルタースケルター (FEEL COMICS)
ヘルタースケルター (FEEL COMICS)

「ヘルタースケルター」。
意味は、「螺旋状のすべり台」。

映画が公開されていたときにタイトルを知ったのですが、当時は特に興味もなく、そのまま忘れていました。
が、漫画が原作と知り、レビューを読んで買うことに。

全身整形で美しくなったスーパーモデルが、転落していく物語。
ひとの業をまざまざと見せつけられるようなお話でした。
そして、世の大量消費社会を風刺するような毒もこめられている。
りりこの素養は、きっと女の子の誰しもが持っている。
りりこの妹がそうだったように。
でも、彼女のように、抗って抗って、這いつくばって結末を迎える者は、そういないのだろう。

りりこの苛烈な生き方は嫌いじゃない。
魂を燃やし尽くすほどの生き方は、行く末はどうあれ、美しく見えるものだから。

地上はポケットの中の庭

地上はポケットの中の庭(01) (KCx ITAN)
地上はポケットの中の庭(01) (KCx ITAN)

表題の作品が好きでした。
生きることにおくびょうなおじいちゃんのお話。
あと、「ファトマの第四庭園」も異国情緒がただよっていて良い。

面白かったけれど、同人誌で発表していた作品もあるようで、尻切れトンボで終わっている作品が多いのも事実。
しかしこの作家さんがお好きなら、買っても良いかなとは思う。
はじめての方には、先にこちらをおすすめ。

余談ですが、あとがきの手描きの字が小さかったので、kindleではそこは読みにくかったです(といっても、表示の拡大はできますので、読むのは読めます)。
しかし本文で文字の多い漫画家さんとかは、きんどるで読むにはちょっと向かないのかも。
読んだことのない作家さんは、先にサンプルでチェックするのを徹底すれば大丈夫……かな。

惡の華 1~6

惡の華(1) (少年マガジンKC)
惡の華(1) (少年マガジンKC)

ネットをうろうろしている時にアニメ化すると知り、試しに一巻を読んでみました。
気が付いたら六巻まで一気に読みきっていた。
思春期の少年少女がもつ、閉塞感や焦燥感、やり場のないぐるぐるとした感情を描いた作品です。
全体的に負の感情が渦巻いていて(しかも、巻数が進むごとにどんどん負のベクトルへ傾いていく)、犯罪的な行動や痛々しい描写が多いので、好き嫌いは分かれそうです。

一巻を読んだ際の感想は絶賛するほどでもなく、扱っている内容も個人的には目新しさを感じませんでした。
仲村の存在は、思春期男子の自己葛藤を代弁しているように見えた。

のですが、三巻~四巻にかけてどんどんキャラが『生きて』いきます。
春日は春日、仲村は仲村、佐伯は佐伯らしくなっていきます。
個人的には、春日と仲村の純愛漫画だと思いました。
その愛情の在り方は、一般的ではないにしても。

続きも楽しみです。

デジタルメモ「ポメラ」 DM100

KING JIM デジタルメモ「ポメラ」 DM100クロ ブラック
KING JIM デジタルメモ「ポメラ」 DM100クロ ブラック

必要に迫られて買ってみました。
買ったあとにあちこち持ち歩いてみて、ひと前で文字書き作業をするのは向いてないな、と思いました。
どこか、落ち着ける場所で使う分にはいいと思います。

それはそれとして。
買ってからまだ一ヶ月もたっていませんが、メモ帳として、本当に使い勝手が良いです。
開いてすぐ書き込めるので、考えていることを忘れないうちに記録するのに重宝しています。
とはいえ、まだまだ使いこなせていないので、もう数ヶ月使ってみます。

忌川タツヤのKindleは友達さ!

タイトルにつられて読みに行って知りました。
Kindleストアの無料(0円)セールを見逃さないための5つの方法

本来のブログ入り口はこちら。
忌川タツヤのKindleは友達さ!

ご本人は電子本作家さんです。
雑誌って、電子書籍ともっとも相性が良いと思っているので、内容ともども興味しんしん。
バックナンバーは、もちろんあまぞんkindleで買えます。
後日時間のあるときにぽちってみる所存。

きんどるどうでしょう

きんどる、日本版は昨年末に発売になったばかりで、本体以外の情報を集めにくいのが現状。
そんななか、こちらのサイトは色々まとめてくださっているので、良いかも。

きんどるどうでしょう
電子書籍の新刊、話題の書籍、値下げ情報や著者インタビューなどを掲載。

きんどるどうでしょうLiteracy
電子書籍のニュースから文章の書き方、KDPでのプロモーションまで。

タイトル画像に使っている某ダンボールのキャラは、どこぞから怒られやしないか……といらぬ心配をしてみる。

漫画家 鈴木みそ

漫画家・鈴木みそ氏が、ご自身の作品をきんどる本にして、販売されています。
売り上げ冊数、売り上げ金額なども開示。

CHINGE 鈴木みそ オフィシャルブログ 「ちんげ教」

※リンク先は新しい記事が上に並んでいるので、下から読むと日付順で読めます。
アマゾンで漫画を出版1
アマゾンで漫画2(怒涛編)
アマゾンで漫画3(星雲編)

こちらは結果が出た後のインタビュー。
こちらを読むと、『売れちゃったひと感』があって順風満帆に見えますが、先にご自身のブログの奮闘ぶりを読むと、また違った印象を受けますね。
【KDP最前線】プロの漫画家が個人出版をはじめた理由『限界集落〈ギリギリ〉温泉』作家・鈴木みそ氏インタビュー

個人で出されているので数が売れると相応の利益が出るらしく、余裕ができて新作に打ちこめると喜んでいらっしゃるのが印象的でした。
がんばっている世の作家さんがたには、相応に儲けていただきたいものです。

「NINAGAWA MEN and WOMEN」 蜷川実花写真展

当日朝、偶然開催しているのを知って、せっかくなので行ってきました。
「NINAGAWA MEN and WOMEN」 蜷川実花写真展
会期は、1月30日(水)~2月11日(月・祝)まで。

nina

この写真家さんのことは前から知っていたのですが、一番最初に見た時、あまりにケバケバしい発色の作品が好きになれず、ずっと苦手意識がありました。
どうしてこんなどぎつい作品が絶賛されるのか。良くわからなかった。

その時見た作品が、なんの作品だったかよく覚えていないのですが、それからなにかにつけ彼女の作品を見る機会が増え、色んな雰囲気の作品を見てニナミカアレルギーは治ったようです。

今回の写真展では著名人のポートレート写真が並んでいたのですが、誰を撮ったのか見事にほとんどわかりませんでした。
(逆に、一緒に行った友達はほとんどわかったと言っていた)
やはり男性より、女性の写真の方が『ニナミカ』という感じですね。
華やかで、ずっと見ていても飽きません。
北野武もかっこよかった!
大森南朋の、ブルーを背景にした写真も印象的。
ちなみにその写真は、映画「ヘルタースケルター」の一場面だったようです?
サクラチル背景の白戸家のおとーさんもかわいかったですよ。
藤井リナも、可愛すぎなくシックにまとめていたのが逆に好きでした。
並んでいた作品の中では、しょこたんの写真が一番お気にいりです。
ハガキがあれば、迷わず買っていたのになー。

写真集も買おうかと思ったのですが、パネルと書籍で発色が違うように感じたので断念。
書籍の紙も印刷も特殊なものを使ってだいぶ頑張っているように感じましたが、パネルで見た「綺麗!」の印象とちょっと違ったので……。

映画「ヘルタースケルター」も赤の色使いが多く、蜷川氏の意図した色で上映されたかどうかはわからないらしいよ。と、同行した友達(色彩研究をかじっている)が言っていて、なるほどなーと思ったりしたのでした。

「ほんのまくら」フェア 紀伊國屋書店

以前、新宿店でやっているのを知って、面白そうだなーと思っていたのです。
「ほんのまくら」フェア 紀伊国屋書店
開催期間は、2013年1月21日(月)~2月20日(水)まで。

最寄りでも開催しているとついったーで知ったので、見てきました。

hon

hon2

こういうタイポグラフィのみの表紙、いいですね。
「半年前から、玄関で寝ている。」
が、すごく気になります。
半年前から延々玄関に居座って寝ているのか。
半年前から、玄関で寝るようにしているのか。
どっちなのー。

梅田本店の入り口横に棚が設置してあって、二人並んだら棚が見えなくなるくらいの小規模開催で、ちょっと見づらい状態でした。
また後日、改めてゆっくり見に行きたいなあと思います。